交渉の手引き(書面編)

続編です。短いです。

最近この世には業務連絡チックな手紙や個チャを送れない人がいるということを学びました。私も業務連絡が上手とは決して言えないですが、私が連絡を受け取る側として最低限できていてほしいことを書いていきます。でもこんなの見てないで「お礼 メール 書き方」とかでググった方がいいと思います。

 

メッセージを送る場合

初めましての人からメッセージを受け取るとき、書いていてくれたらありがたいことをリストアップします。○○やカギカッコの中は適切な言葉を入れてください。

  1. お疲れ様です or 初めまして
  2. (○○でお世話になってる)「所属団体」の「名前」と申します。

  3. ○○の件なのですが、
  4. 本文(~していただきたいです、していただけますか、ご了承ください、等こちらの要求や相手に求めることで締める)
  5. お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

これがあれば私からは満点をあげられます。Discordの個チャ程度なら134だけでも十分合格点です。逆に23の要素が欠けてるメッセージは不合格です書き直してください。

 

(例)

お疲れ様です。(改行)

Aサークルのぎんじと申します。いつもお世話になっております。(改行)

先日お話を頂いた合同練習の件なのですが、とてもありがたいお誘いでぜひ前向きに検討したいと考えています。そこで、より詳細にプランを建てるために一度直接お話させていただきたく存じます。

Zoomを利用したオンライン通話を予定しています。10月の土曜日か日曜日、13時からでご都合のいい日程がありましたら、大変お手数ですが返信にてお知らせいただけますと幸いです。(改行)

お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

 

これだけ書ければ礼儀知らずって思われることはないと思います。もしDiscordの個チャ程度だったらもっとラフでもいいとは思います。

 

(例)

お疲れ様です。Aサークルのぎんじと申します。(改行)

先日お話を頂いた合同練習の件なのですが、こちらとしてもぜひやらせていただきたいと考えています。詳細を詰めるために○○サーバーにて一度顔合わせをしませんか。もしよろしければ、10月の土曜日か日曜日にご都合のいい日時がありましたらお伝えください。お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いします。

 

…まだちょっと固いか?まあこんなもんだと思います。一回でも個チャを送った相手には2を省いてメッセージを作成してください。

 

メッセージを返信する場合

メッセージを受け取ったらなる早で返信しましょう。これはあくまで私の意見なのですが、メッセージを受け取ってそのまま放置する(いわゆる既読スルー)人間とは絶対に上手くやっていける気がしません。せめてスタンプやリアクションだけでもいいから返しましょう。返信するときに注意することは相手のテンションに合わせて文章を書くことです。きちんとしたメッセージにはきちんとした返事で、砕けた口調には砕けた口調で返信しましょう。

 

(例)

ご連絡ありがとうございます。(改行)

オンライン通話の件承知しました。私共の方でも情報交換をしたい事があり、ぜひお話させていただきたいです。

① なお日程につきまして、私のほうではとくに希望はございません。ぎんじ様ののご都合のよろしい日時にて調整いただければ幸いです。(改行)

よろしくお願いいたします

or

② 10月22日(土)の日程ではご都合いかがでしょうか。(改行)

お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

メッセージを送るのが不安な人は、送る前にマトモな人間に文章の推敲してもらうのをお勧めします。ググって書いてみて推敲してもらって送信してみてください。いずれ慣れて一人で書けるようになるので。