部活の顧問「まあ……分かってると思うが……お前らは今年留年ということになった」
私「」
【実録 留年記】
皆さん、留年してますか?留年にはやってみないと分からない メリット・デメリットがあるんです!そこで実際に留年を経験したこの私が実際に留年して良かったことと悪かったことをまとめてみました。「留年していいことなんてあるわけないだろw」「留年自体がデメリットだわw」(どちらも実際に言われたことです)などあるでしょうが、留年とはそんな単純ではないということを語っていきます!
留年のメリット
①留年友達と深い絆を結べる!
一番最初にも「お前ら」と書いてある通り、私は部活メイトの友人(Blitzer)と一緒に留年しました!そいつとは留年後や進学後でも仲良いままです!凄い!
これだけだとネタみたいですが、実際に大学では一留一浪している人は当然のように存在します。留仲間と分かったら親近感沸いて距離グッと縮みます。これはマジ。話題作りの一環としても役立つんですよ留年は。
②去年と比べて成績が上がる!
はい。二割くらい上がりました。これによって進学先のレベルを上げることができたので、無理して現役で進むより生涯年収が上がる可能性が出てきます。って高校の先生に言われた。慰めてくれてありがとう。。。ちなみに個人差があり、留年してさらに成績を落としたカスもいます。流石に心を入れ替えろ。
③仲いい先輩(元同輩)がたくさんできる!
仲いい先輩っていう存在は非常に重要です。 進学・就職先の相談に乗ってくれたり、過去問・教科書を譲ってくれる可能性もあり、便利に使うことができます。一年前に同じことを経験しているので、現同輩と相談するより格段にためになります。特に留年生には憐れんでくれることが多いので結構尽くしてくれることが多いです。はさみと犬と留年は使いようですね。
留年のデメリット
ここからが本題
①学費出資者の視線が痛い
最初のころは憐れんでた。一年予習しているからって試験勉強サボってBlitzし始めた頃から視線がクッソ冷えてきた。それ以上に、関係ない叔父からの視線とチクチク言葉が辛い。立場が悪すぎてお前関係ないだろって言い返せねえ……黙れ俺は〇〇大学だぞって喉まで出かかったけどそれを言ったら人間のtierが地の底へ落下するので黙って耐えた。いつか泣かす
②クラスで敬語を使われる
私の高校は入学年度で内履きの色が変わるシステムになっており、また丁度私の下の代で体操着のデザインが変わったという不運も重なって俺の留年は羞恥の事実となった。というか三年間クラス替えのない高校であり、すでにコミュニティが固く形成されており留年生の肩身が非常に狭い。留友(上記のとは別の)(音ゲーマー)は学年に合わせた内履きと体操服を買ったが焼け石に水だった。
特に辛かったのは修学旅行。去年の楽しい思い出が全て塗りつぶされて世界が灰色に映っていた。何の思い出もない。卒アルも買わなかった。仲いい人はできたのだがメチャ浅い。先輩と比べて同輩とは仲良くなりにくい。
③何をするにも称号が付きまとう!
バイトの時は履歴書を書くね。おかしいな入学年度と卒業年度がずれているぞ?
「これは……?」「あぁ……高校で留年しまして……」「ああ……」(スーパー)
「高校で一年留年したということですか?」「はい……」「なるほど。」(塾講師)
それだけじゃない。親が勉強しろと言ってくる時最強の説得力を持つようになる。サークルで口に出してしまったが最後暫くはネタにされ酒買い係に任命される。おまけになぜかゲームのコミュニティでも留年ロールが付く。俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった。留年には鋼の意思が必要なのか、留年するとそれが習得できるのか。
総括
もっとありますけどとりあえず思い浮かんだのはこんなとこですね。色々言いましたがなんだかんだ私は留年して良かったと思っています。留年したから今の私があるって思える経歴になりました。留年はアブソリュートリー悪というわけではないということがわかっていただければ満足です。だからと言って留年しようとはならないけどな。まあ留年した時の心の支えにしてください。これ書いているとき泣きそうだった。最後に呪いを吐いておきます。お前らも全員留年しろ。苦しめ。